少し前から、被後見人さんの物件を賃貸に出しております。
その件で、ちょっとトラブルに巻き込まれております。
その物件の借り手の方が、中古物件に対して不具合を探し、新築のような要件を求めてくることの、対応に困っておりました。
諸事情はここには書けませんが、過程でやむを得ず、直接の連絡を遮断したところ、法務局の人権相談、無料弁護士相談やら、社会福祉士会、社協さん等々…、一昨日は、家庭裁判所にまでわたしの苦情電話をかけていました。
苦情内容は、わたしに人権を無視されたのだそうです。
ひとつ言えるのは、わたしの支援するべき方々は、被後見人さん等の利用者さんであって、大家さんの代行業務で、その借りた方の不満や身の上話しのために、支援の手を止め聴く、際限なく無料訪問することはできません。
誤解を恐れず言いますが、福祉の人間は、タダで当たり前と思われては困ります。
もし、タダで動くときは、お互いに、何らかの信頼関係があるからです。
とりあえず、難しいかもしれませんが、今回は、借りている方の保護者の方に、今年度くらいまでに出て行ってくれるように不動産会社を通してお願いしてみました。
ただ、わたしも、最初、ついつい中途半端に優しく、寄り添い過ぎたことは反省です。
5月には不動産に強い弁護士さんに相談に行って来ました。
次、もし同様のことがあれば、今度は然るべき対応を取らざるをえませんね。
それにしても、心穏やかに暮らす…という誰もが出来そうなことが難しい方も世の中にはいます。
今の境遇を怨み続けて暮らす…。
考えるだけでしんどいな…。
そうなったら専門家を頼ることは、何ら恥ずかしいことではありません。
その先に待っている未来は…どんなものになると考えてこれまで過ごして来たのでしょうね。
自分の機嫌は自分で取る精神的自律の大切さを、終活のご支援をする中で最近、すごく感じます。
誰ひとり取り残さない社会…、なかなか難しいものです。
#キラメキ社会福祉士事務所 #成年後見人