老後のかかりつけ医を選ぶ視点

昨日は、生活支援で利用者さんを外来受診にお連れして来ました。

1時間近く、よもや話をしながら、診察を待ち、診察を受けました。

その中で、高齢になると、精一杯の治療はしてくれていても、何度も同じ不安を口にすることがあります。

…ですが、そんなときの救世主は、優しい看護師さんです。

看護師さん、サッと、「あちらで詳しいお話をしましょう。」とフォロー。

それで、別の場所で本当に優しく説明してくださり、本人も納得。

丁寧な診察は患者にとっては、有り難い反面、待ち時間が伸びてしまう…という事があります。

それを、このナイスフォローが見事に緩和しているように思います。

思わぬ病状の告知を受けたらしい他の患者さんの精神的フォローも同じようにされておられました。

 

一方、先日、別の高齢の利用者さんに困ったことがあり、入所施設からの助言もあり、かかりつけ医に相談のお電話をかけ、受付の方に看護師さんに代わって話しを聴いてくれるように頼みましたら、「看護師はいない、検査員だけだ」との内容を伝えられました。

致し方なく、申し訳ないですが、先生に聞いていただけないかとお願いすると、先生がお忙しい中、電話に出てくださったまでは

いいのですが、相談内容もまともに聴かず、罵倒されるということがありました。

そのクリックのホームページの挨拶を見ると、「分からないことがあればお気軽にお問い合わせください。」とありました…。

 

とても残念です。

無理なことは無理でいいのですが、事情を聴いた上で判断していただきたいものですね。

ですが、今日のことで、この相談電話をかけたクリックがどうしてあんなことになってしまうのか…、

原因はきっとこれだなと思いました。

医師と患者さんの間に上手に入ってくれる看護師の重要性は、何も医療処置だけではないのです。

老後の生活の観点から見た際、普段は良くても、課題が発生した際や、困ったときにこそ、話しを聴いてくれる、誠実に対応してくれる医療者を選ぶことの重要性を再認識した出来事でした。

 

この件で、利用者さんと相談し、かかりつけ医を変更するに至ったことは言うまでもありません。

変わった先の先生は、きちんとフォローしてくださり感謝です。

ありがとうございます。

 

老後は、思いもよらないことが起こります。

その時に備えて、あなたに合った、かかりつけ医を持ちましょう!

 

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