本日、生活支援サービスのご依頼で暮らしている90代の方を訪問しました。
お世話になったお友達に贈り物をしたいとのことで来て欲しいとお電話がありました。
あれでもない、これでもない…、この人とはこういう関係で良くしてくれているから…とか、お孫さんが沢山いるから…と、お話しを伺いながら、じゃあこれは?と相談しながら、ようやく贈り物が決定。
併せて、時期的に先方もなぜ送って来たのか?と心配なさるかもしれないのでお手紙も同時に送るこになり、書く内容も聴き取りました。
今日も思考整理のお手伝い、意思決定支援は、終末期だけの話ではありません。
自分で決める…をご支援することが利用者さんを尊重することに繋がります。
最後に…
最近、ちょっと困ったことが…。
ここ最近、帰り際にお財布を出してわたしに毎回、¥1,000-を渡そうとされます。
当然、お気持ちだけを受け取り、お金はお断りするのですが、いつも、不服そうなお顔をされ、なぜ?と訴えられます。
シニアさんに関わるお仕事をされている方なら、誰でも経験することかと思いますし、倫理的に受け取ってはいけないことはご承知のことと思います。
それで、利用者さんの爆笑、笑顔、間違いなしの断り方を見つけましたので、共有しておきたいと思います。
私「お金などは受け取れませんが、ひとつ欲しいプレゼントがあります。
それは、◯◯さんの長生きです。
◯◯さんが長生きしてくださり、わたしを使ってくださったらわたしは長く報酬がいただけるので、すごく助かります。
だから、◯◯さんの長生きが欲しいです。」と言うと、
かなりの確率で声を出して毎回、笑ってくださいます。
お年寄りだけでなく、良くしてくれた人に何か気持ちを示したくなるのは人情です。
人として、その気持ちだけは尊重、受取りたいものですね。