患者さんの気持ちに寄り添えていますか?!

先日、脳卒中から復活され、幸い目立った後遺症も残っていないシニアさんがご相談に訪れました。

その方は、アクティブな性格の方で、自分の体力を維持するために、色々な趣味の場に車でお出かけになる方でした。

 

しかし、主治医から、運転について、
『運転がしたい?!あなたは、なにを考えているのか!

あなたは◯◯歳で脳卒中だったんでしょう!リハビリなんかしても無駄です。

運転なんてもっての他です。』等、辛辣な言葉の数々を浴びせられ、大変、傷ついておられました。

 

香川県は、公共交通機関が発達していません。
こんな状況で、生活の足を取り上げられたとしたら、どうでしょう?! そんな状況を想像してみてください。

 

結果、

外に出る機会が減る→引きこもりがちになり刺激が減る→生活の質が落ち、認知症を発症し易くなる

これでは悪循環です

 

確かに高齢者の事故が増えていることは事実です。ですが、全員、無理なんでしょうか?!

事故を起こしてしまうと、主治医の方針が正しかったのか責められる時代であることは確かです。
先生の気持ちも分かりますが、本当に無理だと判断するのであれば、
患者さんが納得できるように、患者さんの気持ちに寄り添い、丁寧な説明、
客観的に分かる方法を教えていただくと共に、患者さんの言葉に耳を傾けていただきたいものです。

 

自分が患者だとしたら、そんな医師に診てもらいたいですか?!
『人を診る』先生に出会いたいものですね。

 

話しが脱線しましたが、運転を続けたいと思われるシニアのみなさま、
自分の脳をメンテナンスしていますか?!

残念ですが、免許はいつかは返さないと行けない日が来ます。
しかし、それを先延ばしにしたいのであれば、
『安全運転を続ける』ために何をするのか!という視点が必要だと思います。

 

★シニアドライバーさん、脳活は必須ですよ!!

是非、1度、自分の脳の弱いところを確認にいらしてくださいね。

 

因みに、この方は脳活に通っていただく方向になりそうです。
また、自動車教習所で認知機能検査、実地試験を受け、
その結果を持って主治医の先生と話し合うように、道筋を付けさせていただきました。

当教室は社会福祉士が運営しております。
お気軽にご相談ください。

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