私が後見人になって約2年、先日、知らせを受け、
急いで施設に駆け付けましたがタッチの差で間に合わず、急逝されました…。
親族と四半世紀に渡り疎遠な状態が続いていましたが、
私が後見人になり、被後見人さんがどこにいるのか親族にお知らせして、
何とかお会いして欲しい旨を伝えていましたが、
長年の思いがあり残念ですがそれは叶わず…。
しかし、親族代表の方が、
何かあればお祀りをするとの意思を示してくださってはいたものの、
ご親族もそれぞれに色々な思いがあり、
この2年、みなさん大変な葛藤があったご様子でした。
思いを伝えることができない故人の潜在的なニーズを代弁しつつ、
ご親族の気持ちに寄り添いながら、
なんとかお遺骨を引き取ってくださることになりました。
荼毘にふすまで、諸事情により数日あったお陰で、
ご親族の方に気持ちの整理をしていただく時間ができ、
まさに時間が味方をしてくれた思いです。
結果、なんと、荼毘にふす時間に来ていただくことができ、
御骨拾いを御親族と一緒にさせていただくことができました。
このタイミングにはなりましたが、
故人と御親族との架け橋になれたような気がします。
後見業務は、被後見人さんの死亡により、原則は業務終了ですが、
私たちが支援しているのは、「人」です。そうはいかない場合もあるのが現実です。
まだ関係先との調整、事務処理が残っています。
まだ終わっていませんが、とりあえず、私、よく頑張った!ということで、
自分へのご褒美に、お昼にスタッフと一緒に美味しいシュークリームを食べました。
今日はいいお天気でした。合掌